やってみよう、スイス個人旅行! <宿泊と食事>
スイスのホテル:選び方
スイスに限らず、個人旅行に適したホテルは、「団体ツアーのあまり来ない」ホテルになります。 団体ツアーは日本からだけではなく、世界各国からやってきます。ロビーや食事の席で、団体さんに囲まれてガヤガヤとうるさい・・・といった場面は避けたいもの。 特にお二人で落ち着いたディナーの席に着いたとたんに、近くに団体客が陣取り、酔って大騒ぎ・・・ なんてことになると、もう雰囲気ぶち壊しです。
ホテルもそれで個人客が逃げてしまうと大変なので、団体の食事は別室で手配するなど、 いろいろ工夫を凝らす場合もありますが・・・。
ホテル側は、業者に対しては「グループをどんどん宜しく!」と言いつつ、 「できれば毎年来てくれる個人のお得意様で、いつも満室にしたい」というのが本音です。 団体客の比重が多くなると、個人客が逃げて行き、それを補填するためにさらに団体を入れる...という悪循環にはまります。
個人旅行では、極力そのような「団体専用」のようなホテルは避けたいもの。 残念ながら、ツェルマットやグリンデルワルトなど、有名観光地では団体ツアーが全く来ないホテルを 探すことはとても難しくなっています(特に6~8月のハイシーズン)。 それでもなるべく個人旅行向きのホテルを選ぶにはどうすれば良いでしょうか?
(1)客室数の少ないホテル
スイスのホテルは、もともと小規模のホテルが中心ですが、 できれば部屋数が20~30部屋くらいまで のホテルなら、団体ツアーを受け入れる余地はあまりありません。 客室数のデータは、 現地の各観光局のホームページや、前述の ブッキング・コムでも調べることができます。
(2)ツアーパンフレットに入ってないホテル
主なツアーのパンフレットの「利用予定ホテル」に載ってないホテルを選ぶ方法もあります。 どこにでも名前が出ているホテルは、現地で日本からの団体客で一杯!といった可能性もあります。
宿泊と食事:目次 | |
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ホテルの等級 | ホテルの選び方 |
バスタブとシャワー | 部屋からの眺め |
ツインとダブルの違い | ホテルは夕食付き? |
朝食はこんな具合 | 予約の方法 |
チェックイン | ホテルの利用アドバイス |
山岳ホテル | 貸別荘(アパートメント) |
レストランの利用 | 水について |
メニューの読み方 |
レマン湖畔、ローザンヌのデラックスホテル