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やってみよう、スイス個人旅行!

やってみよう、スイス個人旅行!  <宿泊と食事>

スイスのレストラン利用イメージ

レストランの利用

フォンデユやラクレットなど、スイスの郷土料理は他のガイドブックなどで既に紹介されているので、 ここではレストランの利用方法をご案内します。 仮にスイスのとある町で、 「そろそろお昼にしよう。どこか良い店はないかな?」と歩いている場面を想像して下さい。

♦気に入ったレストランを見つける

スイスの町を歩いていると、ホテルが経営するレストランをよく目にします。 チューリヒなど大きな町は、独立したレストランも多いのですが、中小の都市や山岳リゾートはホテル兼 レストランの数がずっと多くなります。「ホテルが経営する」といっても、それだけで料金が高くなるようなことはなく、レベルはいろいろです。

外にテラス席を置いているところが多いので、メインストリートを歩けばみつけること自体は簡単です。 入り口付近にメニューを貼付けたり、「本日のセットメニュー」を黒板に書いて出しているので、 入る前にだいたいの値段を確認することができます。

♦席の選び方

レストランでは、入り口付近で待って席を案内してもらいますが、 展望台のレストランなどでは、自分の気に入った席を選んで大丈夫です。 天気の良い日は、外のテラス席がおすすめ。特に山のレストランでは、外の席から先に埋まっていきます。 ただテラス席の場合、座っていることに気が付いてもらえず、なかなか注文を取りにきてくれないこともあります。 レストランのスタッフを見つけたら、タイミングよく手を上げてください。

♦注文

料理を注文した後、たいがい聞かれるのは「飲み物は?」 という意味のFor drinks? 日本のように無料の水が自動的に出ないので、 ビール、ワイン、ソフトドリンク、 ミネラル・ウォーターなどから選びます。ワインはデシリットル単位で注文できます。

♦支払いとチップ

支払いは自分のテーブルで済ませます。レストランのスタッフは、小銭が一杯入った大きな黒い大きながま口を持っています。 最初に注文ととりに来たスタッフの顔を覚えておきましょう。 テーブルの担当外の人に合図を送っても、来てくれない場合があります。 スイスはほとんどチップの必要がない国ですが、レストランでは2フラン程度置く人が多いようです。

レストラン選びから料理の注文、最後の支払いまで終えるのに、ランチでも最低1時間くらいの時間が必要です。 日本のレストランより、倍くらいゆったりと時間が流れる感覚です。次の列車の時間が迫っているなど、 あまり時間の余裕がない場合は、駅のスタンドでサンドイッチなど、ファストフードにしておいた方が無難です。





宿泊と食事:目次
ホテルの等級 ホテルの選び方
バスタブとシャワー 部屋からの眺め
ツインとダブルの違い ホテルは夕食付き?
朝食はこんな具合 予約の方法
チェックイン ホテルの利用アドバイス
山岳ホテル 貸別荘(アパートメント)
レストランの利用 水について
メニューの読み方
スイスワイン、チーズなど