スイス絶景スポット10選
スイスに携わって40年の筆者が「スイス絶景スポット」10ヶ所を画像とともに紹介します。
これまで「スイスの中でどこが一番好きですか?」などと聞かれ、候補が多すぎて答えに困っていました。
そこで今までの体験をじっくりと思い出し、「ぜひもう一度行ってみたい」と思える場所を厳選、ここにご紹介します。
その多くは個人旅行でしか行けない場所です。スイス旅行の計画の参考になれば幸いです。
1.アルメントフーベル(ユングフラウ地方)
ミューレンから可愛いケーブルカーに乗って上がる展望台で、ユングフラウ三山の眺めが見事です。
世界中から大勢の観光客が押し寄せるユングフラウヨッホやシルトホルンなどと比べ、人が少ないのが特徴。
展望台にはレストランが一軒。ノースフェイストレイスをはじめ、数多くのハイキングコースの出発点にもなっています。
2.ベットマーホルン(アレッチ地区)
アレッチ地区の展望台で、スイス最大の氷河、アレッチ氷河を望む絶好のポイントです。世界遺産にも認定されたこの地域の
景観は数あるスイスの展望スポットの中でも必見と言えるでしょう。フィーシュからロープウェイを乗り継いで上がるエッギスホルンも
おすすめです。
3.シュテリゼー(ツェルマット地区)
ツェルマット地区にはいくつかの山上湖がありますが、その中でも湖面に映る逆さマッターホルンが特に美しいのがシュテリゼーです。
近くの山小屋に泊まり、朝焼けの瞬間をシャッターに収めるのも良いでしょう。
4.フェックス谷(エンガディン地方)
エンガディン地方には素晴らしい谷がたくさんありますが、その中でも特に私のお気に入りの谷がフェックス谷です。
谷沿いの山は切り立っていないため、とてものどかで開放的な雰囲気。時間が停まったかのような錯覚に襲われることでしょう。
谷奥にポツリと一軒、ホテル兼レストランがあります。
5.イゾラ(エンガディン地方)
「スイス・ハイキング」のエンガディン版の取材中に発見したシルス湖畔の小さな集落で、喧騒とは無縁の静かな時が流れています。
集落の中にホテルが一軒。湖を独り占めするような絶好の位置に建っています。
6.フォルクラ峠(エンガディン地方)
コルヴァッチ展望台への中間駅、ムルテールからハイキングで越えるフォルクラ峠は、突然目の前に壮大はベルニナアルプスが
ドラマチックに広がります。エンガディン地方の中でも一、二を争う絶景スポットと言えるでしょう。
7.セルディック谷(ダヴォス近郊)
スイス東部、世界経済フォーラムで有名なダヴォスの近郊にある谷です。初夏はタンポポの花が咲き誇り、谷奥にはユングフラウ地方に似た
三つの山が美しく肩を並べています。
8.ラヴォー地区(レマン湖地方)
千年に渡るワイン造りの伝統が育んだ景観のラヴォー地区は、世界遺産にも登録されています。陽光に煌めくレマン湖を眺めながら
葡萄畑の中を散策しましょう。日本ではあまりお目にかからないスイスワインの試飲も楽しみです。
9.モントルーからシヨン城の湖岸散策(レマン湖地方)
レマン湖沿いに続くプロムナードの中でもおすすめはモントルーとシヨン城の間の約40分の散策です。移動手段としては、トロリーバス、
電車、湖船、タクシーといろいろありますが、時間があればぜひ歩いてみて下さい。とてもロマンティックな雰囲気で、ハネムーナーに一押しです。
10.ガンドリア(ルガーノ近郊)
スイス南部、イタリアの国境に近いルガーノ近郊にある湖畔の村です。ルガーノには何度も訪れているものの、ガンドリアには一度しか訪ねる
機会がありませんでした。