やってみよう、スイス個人旅行! <その他の案内>
ハイキングの注意点
スイスでハイキングを楽しむ人は、もうすっかり定着しました。 ここでは個人旅行でハイキングを楽しむ時の注意点をご紹介します。ハイキング地図
スイスのハイキングコースは良く整備され、標識も行き届いているので、個人旅行でもハイキングを存分に楽しむことができます。 ただしガイド替わりとなる、ハイキングの地図は必携。現地のインフォーメーション、駅のキオスク、本屋などで購入できます。スイス・モビリティ(Switzerland Mobility)のサイトはハイキング地図も詳しく掲載されており、1万分の1、2万5千分の1、5万分の1など、縮尺も自由に選んで 印刷することもできます。
コースのオープン状況
ユングフラウ地方やツェルマットでは、登山電車の駅の近くなどにボードでコースのオープン状況を確認できるようになっています。 緑はオープン、赤は閉鎖です。6月前半の時期は標高が高い部分はまだ残雪で歩けないことが多いので、 現地でハイキングスタート前に確認したいもの。 それ以外の地域はホテルやインフォーメーションで教えてくれます。靴
村の周辺の散策程度なら、スニーカーでも大丈夫ですが、ハイキングコースとなると、 たとえ歩行2時間くらいの一般向きコースでもハイキングシューズをおすすめします。 乾いた土の斜面をスニーカーで歩くと、 滑って転倒の危険と隣り合わせになります。雨具
一日5~6時間のロングコースを歩く場合は、上下セパレートになったレインウェアを用意した方が良いでしょう。 1~2時間程度のコースで、小雨程度ならビニールカッパでも代用できます。スイスの天候は変りやすいので、 軽い折り畳みの傘も便利。レインウェアの着脱は手間がかかりますが、ちょっとした通り雨程度なら、折りたたみ傘が便利です。牧草地と牛
スイスには熊など危険な動物はいないので、安心して歩くことができます。目にするのは放牧されている牛やヤギ。 特に牛は、ハイキングコースのすぐ傍に立っていることがありますが、普通に通り過ぎれば大丈夫です。 なお、牧草地の中までみだりに入らないようにしましょう。地元の酪農民にとって、牧草地は畑や田んぼのようなものです。 柵には弱電流の通っている線が設置されている場合があるので、触れないようにしましょう。コース途中の柵
ハイキングコースの途中で、まるで通せんぼをするかのように、鉄製や木製の柵に出くわすことがあります。 これは牛が別の放牧地帯や危険地帯に入らないようにするためのもの。 人間は通れますが、通った後はちゃんと締めておきます。小川の水
コースの途中に流れる山の小川。綺麗に見えるので、思わずゴクリとしたくなりますが、決して飲んではダメです。 牛の落し物で、実際には大腸菌が一杯といった状態かもしれません。山のレストラン
ハイキングで汗をかいた後は、山のレストランで暖かいスープとワインが最高!スイスでは山でもランチの場所に 困ることは、 あまりありません。もちろんサンドイッチを自分で用意するのも良いのですが、 トイレだけ拝借!なんてのはマナー違反です。 レストランの席で持参のお弁当を広げるのも禁止。 「No Picnic」の看板は、それはダメ!という意味です。その他の案内:目次 | |
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