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ユングフラウ三山をバックに歩くハイカー
団体ツアーの回避方法
「こんな所で、他の団体ツアーと一緒になるのは勘弁!」 実際に個人旅行をされる方からよく出る声です。 確かにガイドブックにもあまり紹介されていないような自分たちだけの 「とっておきの場所」で静かに過ごそうと思っていた矢先に、 団体ツアーがガヤガヤではがっかりする気持ちもわかります。 例えば山岳画家、セガンティーニゆかりのブレガリアの谷のソーリオ。 こんな所も既に「秘境めぐり」のツアーに組み込まれています。ということで団体ツアーを完全に回避するのは、なかなか難しいのですが、なるべく避けるための方策をいくつか紹介しましょう。
♦有名観光地の近くの町や村に泊まる
例えばユングフラウ地方なら、インターラーケンやグリンデルワルトではなく、大型ホテルが比較的少ないヴェンゲンまたはミューレンなど。 エンガディン地方ならサンモリッツではなく、シルスやポントレジーナなど。♦地形的に大型バスが入れない宿泊地を選ぶ
例えばリーダーアルプやベットマーアルプなどのアレッチ地区は、高台の上に位置するガソリン車乗り入れ禁止のリゾート。 大型バスが入れる道路自体がないので、村も静かです。♦有名展望台へ上る時は、時間帯をずらす
ユングフラウヨッホやゴルナグラートに上がる登山電車。午前中はまるで日本のラッシュの再現です。 ほとんどの団体ツアーが午前8時~9時頃にホテルを出発するので、この時間帯を避け、例えば午後遅めの時間帯に上る方法もおすすめ。♦氷河特急の利用を避けて、通常の列車か別ルートを考える
氷河特急は団体ツアーだらけなので、アンデルマットあたりで1泊しながら通常の列車を乗り継いで移動する方法もあります。 また、パーム特急利用のルガノ泊でサンモリッツ~ツェルマット間を結ぶ方法もおすすめ。♦ツアーで紹介されているハイキングコースを避ける
あちこちのツアーのパンフレットで紹介されているハイキングコースなるべくは避けましょう。 例えばツェルマット地区の ローテンボーデンからリッフェルベルグ、ユングフラウ地方のメンリッヒェンからクライネ・シャイデックのコースは、 日本からの団体ハイカーで行列ができるほど!他にも良いコースはいろいろあります。スイス・サポート発刊の「スイス・ハイキング」では、ユングフラウ地方、ツェルマット、エンガディン地方のとっておきのハイキング10コースを紹介 しています。
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