やってみよう、スイス個人旅行! ホテルの選び方
ホテルの選び方:ツェルマット
天空に突き刺さる孤高の名峰、マッターホルンの麓の村がツェルマット。登山鉄道のツェルマット駅から、メインストリートが村の奥に続く。 ツェルマットのホテル選びでは、マッターホルンが見えるかどうかが大きなポイントになる。各ゾーンの説明 |
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<Aゾーン> ツェルマットの駅を背にして、メインストリートの右側のゾーンにあるホテルは、正面に張り出 た岩山に視界を遮られ、マッターホルンはほとんど見えない位置になる。このゾーンの中でもメイ ンストリートから外れたホテルへは比較的急な坂を上ることになるが、ツェルマットの村全体の景観 が眼下に広がる。 <Bゾーン> 駅を背にして左側のゾーンのホテル。シュヴァイツァーホフ、モンセルヴァン・ザイラーハウス、 ツェルマッターホフなど、ツェルマットを代表する高級ホテルも軒を並べている。駅からのアクセ スが便利な上、ホテルの部屋の位置によってはマッターホルンが見える。 <Cゾーン> ツェルマット駅からテーシュ方向に少し戻るエリアで、静かで落ち着いた雰囲気が特徴。 ほとんどのホテルからマッターホルンを見ることができる上、ゴルナグラートへの登山電車駅やスネガへ の地下ケーブル駅も近くて便利。ただしEゾーンと比べると、マッターホルンがやや遠くに離れる印象。 ツェルマットの駅からは徒歩5~10 分なので、スーツケースがある場合は、ホテルの電気自動車で送迎を頼もう。 <Dゾーン> ツェルマットの村を貫流するヴィスパ川の両側にもホテルが建ち並ぶ。このゾーンはほとんどホ テルからマッターホルンが見えるので、おすすめのエリア。川沿いのホテルは、川の流れの音が気になる人もいれば、 逆に心地よく感じる人もいる。団体ツアーで「添乗員がマッターホ ルンを見るベストポイントにご案内」などとあるが、このエリアの橋に案内するケースが多い。C ゾーン同様大きな荷物がある場合は、ホテルの電気自動車による送迎が便利だ。 <Eゾーン> マッターホルン・グレッシャーパラダイス(クライン・マッターホルン)へのゴンドラ乗り場付近。 ツェルマットの駅から徒歩15~20 分ほどかかるため、スーツケースを持っての移動は難しくな る。ホテルの電気自動車による送迎をリクエストしよう。ツェルマットの村の中心に出るにも、少 し歩くことになるので決して便利ではないが、マッターホルンにぐっと近づくことができる。多少不便でも静かで落ち着いた山の雰囲気の中、 マッターホルンとじっくり対面したい人にはおすすめのエリア。 |
駅~ホテル間の移動 |
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ツェルマットはガソリン車乗り入れ禁止のリゾートなので、ホテルの電気自動車が主な移動手段となる。ツェルマットの駅に到着したら、ホテル に電話をしてピックアップに来てもらうことも可能。駅前に設置されているホテルリストのボードの横にフロント直通電話があるので、それを利用 しても良い。駅前から電気タクシーや馬車の利用もできる。A~B ゾーンなどツェルマットの駅から近いホテルなら、スーツケースを引っ張っていくことも可能。 |
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